ムーミンの会について保育園の給食について
食事へのこだわり
- 和食を中心にした昼食、夕食(お迎えが18:30を過ぎる子)、手作りおやつを提供しています。
- 栄養士が駐在し、衛生管理の行き届いた広く設備の整った厨房で、安全な食材を使い、自園調理をしています。
- アレルギー対応としては、除去食にて対応しています。
- 冷凍母乳の対応をしています。
- 食育として、保育にクッキングを取り入れたり、栄養士による保護者向けの食育講座や調理実習を行ったりしています。
献立
食事も子育て、保育です。施設長、栄養士、職員により献立を考えます。
旬の食材、安全な食材、無添加食材の使用を心がけています。
子どもにとって食事は「うれしい、楽しい、おいしい」そして「安全」でなければいけません。
離乳食
- 舌や顎の使い方はその発達に個人差があるので、十分にできるようになってから、次の段階に進めましょう。
- 口から食べ物を出してしまうのは、その形状での咀嚼や飲み込む力が十分に育っていない現れです。
その場合には前段階に戻って、ゆっくり進めてください。 - 市販の物を使う場合には、化学調味料やアレルギーの原因となる物が混ざってないか確かめてください。
- いろいろな食品が食べられるようになったら、できるだけ多くの食材や味付けのものを食べるようにし、味覚を育てましょう。
- 孤食や個食、偏食などにならないよう、食事は家族揃って楽しくおいしく食べましょう。
離乳食プログラム ―離乳食すすめ方のめやす―
初期(5~6ヶ月)
<<ねらい>>
栄養をとることよりも、ミルク以外の味に慣れさせる。
口にためてから、ゴックンできるための練習時期。
やわらかく加熱したものをすりつぶし、湯などでのばしてペースト状にします。
食品 | 形状 | 摂取量のめやす(5ヶ月⇒6カ月) |
---|---|---|
米 | おもゆから始め、すりつぶし粥にしていく | 30g⇒40g |
芋 | マッシュしたものをのばす | 15g |
野菜 | やわらかく煮て、すりつぶす | 15g⇒20g |
魚類 | ゆでてすりつぶす | 5g⇒10g |
豆腐 | ゆでて裏ごしする | 25g |
<<メニュー>>
<<ポイント>>
- 大豆(味噌。豆腐)、かつおぶし、煮干はアレルギーがでる場合があるので少量ずつ始めましょう。
心配な場合は医師にご相談ください。 - 煮物や味噌汁の出汁は昆布をおすすめします。
- 野菜マッシュ、芋マッシュはかたよらず、バランスよく食べるように心がけましょう。
- 味噌汁は味噌の量に気をつけ、薄味にしましょう。
中期(7~8ヶ月)
<<ねらい>>
舌と上顎でつぶして食べる。モグモグする練習の時期
舌で楽につぶせるプリンや豆腐ぐらいの固さを目安に、素材を活かした味に慣れる。
食品 | 形状 | 摂取量のめやす(7ヶ月⇒8ヶ月) |
---|---|---|
米 | 10倍粥⇒7倍粥 | 70g⇒80g |
芋 | 1~2cm角のやわらか煮 | 20g⇒25g |
野菜 | 1~2cm角のやわらか煮 | 25g |
魚類 | 白身魚、煮魚をすりつぶす⇒ほぐす | 15g |
豆腐 | 角切り、茹でる | 40g⇒50g |
肉鶏 | ささみ、豚レバー、ゆですりつぶし | 10g⇒15g |
<<ポイント>>
- 鶏ささみはアレルギーが出る場合があるので少量ずつ始めましょう。
心配な場合は医師にご相談ください。 - 砂糖を使えるようになる。(薄味が基本)
後期(9~11ヶ月)
<<ねらい>>
歯茎を使ってカミカミする練習の時期。スプーンで簡単につぶせる、バナナの固さが目安。
スプーンで食べられるように、少しずつ練習していきましょう。
コップで飲めるようにする。素材を活かした薄味にする。
食品 | 形状 | 摂取量のめやす(9ヶ月⇒11ヶ月) |
---|---|---|
米 | 全粥⇒軟飯 | 70g⇒80g |
芋 | 煮る、蒸す | 30g |
野菜 | 粗みじん、角切り、煮る、蒸す | 30g⇒40g |
魚類 | 煮魚、焼き魚 | 15g |
豆腐 | 角切り、茹でる、焼く | 50g |
肉 | 豚挽、鶏挽、肉団子やそぼろ状にする | 18g |
果物 | 薄切り | 30g⇒40g |
※牛乳・バター・チーズは加熱料理でのみ使用
<<ポイント>>
- 牛乳、バター、チーズはアレルギーが出る場合があるので少量から始めましょう。
心配な場合は医師にご相談ください。 - 味噌、醤油、ケチャップ、塩等が使えるようになり、味の幅が広がります。(薄味が基本)
- 食事時間を朝・昼・夜と規則正しく決めて、食習慣の基礎を作ります
完了期(12~15ヶ月)
<<ねらい>>
奥歯で噛み潰して食べられるようになる。舌の動きが前後左右から円を描くようになる。
食具(スプーン・フォーク)を使って食べる。
ほぼ大人と同じものが食べられるようになるが、大きさはやや小さめにし、味は薄味が基本。
食品 | 形状 | 摂取量のめやす(12ヶ月⇒15ヶ月) |
---|---|---|
米 | 軟飯~普通飯 | 80g⇒90g |
芋 | こんにゃく、しらたきは1歳から | 30g⇒35g |
野菜 | 生野菜、繊維の多い野菜は1歳から | 40g⇒45g |
魚類 | いわし、さば等の青魚は1歳から | 15g⇒20g |
豆腐 | 油揚げ、生揚げ、がんもは1歳から | 50g⇒55g |
肉 | スライス、角切り、刻み | 18g⇒20g |
果物 | 薄切り、角切り | 40g |
海草 | 刻み | 1g |
卵 | 全卵は1歳から(卵黄から始める) | 25g |
<<ポイント>>
- 卵アレルギーが出る場合があるので、少量から始めましょう。
心配な場合は医師にご相談ください。