ムーミンの会について子育ての科学

ホルモンと生活リズム

夕食よりも、お風呂よりも、眠ることを優先しましょう。

子どもの脳やからだは、夜の眠りの中で育ちます。睡眠不足では脳や情緒の働きも低下させてしまいます。

科学的根拠を基にした「生体の生活リズム」を守り育てることが、子どもの育ちの土台となります。

直立と直立状二足歩行

ヒトの基本姿勢と基本運動である「直立」と「直立状二足歩行」を獲得するように、這い、立ち、歩くという運動発達の順序を大切にしながら、子どもを育てます。そして歩けるようになってからは、全身の抗重力筋を強く育てるように日常的に歩き、様々な運動遊びをします。

道具を使う手の働き

人間だけが手を器用に使うことができます。

就学前までに手を使った運動遊びや手伝いを、いかに日常で保障していたかが、その後の器用さや創造力などの賢さの土台となります。

発話に必要な力

大好きな大人との向かい合った楽しい経験は、自分も加わりたい、真似をしたいという気持ちを育てます。

真似をする力がことばの育ちの土台となります。

子どもを守り育てる力

親と社会の力・家庭と保育園との連携・・・

子どもの「育つ力」と、大人の「子どもを守り育てる力」で子どもの育ちは大きく豊かなものになります。毎日が、満足な快い生活の連続であることが大切です。

このページに掲載された内容は、以下の著者から抜粋して引用しています。

生活リズムでいきいき脳を育てる=子育ての科学98のポイント=
相馬範子(著)合同出版(2009年)